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たった六年の命だった、あいりちゃんを本の中で生き続けさせてあげたい。…あいりちゃんブック募金のお願い

〜活動趣旨〜

私たちキャメルングループは、絵本を通して子供たち、そして大人たちにも『命の大切さ』を伝えるための活動をしています。

愛梨 あいり ちゃんは宮城県石巻市に住む6歳の女の子で、日本中が震撼した2011年3月11日のあの日、愛梨ちゃんは高台にある幼稚園に通っていました。

あの大地震が起こった 午後2時46分、愛梨ちゃんは本来でしたら幼稚園で待機し、保護者の迎えを待つことになっていましたが、愛梨ちゃんを含めた園児5人は幼稚園の判断で幼稚園バスに乗り海岸に向かってしまいました。そして津波によってバスは横転し、流されて来た家につぶされ、園児たちはバスの中に閉じ込められたまま約10時間もの時を経て、寒さと火災で亡くなってしまったのです。

愛梨ちゃんのお母さんである佐藤美香さんは、あまりの悲しみに、三年半が経過した今でも、愛梨ちゃんの死を受け入れることができません。明るい笑顔で家を出た我が子が、見るも無残な体になって、取り残されてしまったのです。受け入れられないのは当然のことであると思います。

東日本大震災では、たくさんの方たちが大事なお子さんを亡くされています。未来に溢れていた命が突然奪われ、まだ苦しみの最中にいる方々が大勢いらっしゃいます。
まだ癒えぬ大きな悲しみを抱えている被災地の方たちのために、どうか少しでも結構です寄付のご協力をお願いいたします。

また今回出版する絵本の利益は、東日本大震災、津波での遺児を支援していただける団体に寄付させていただきます。

ゆうちょ銀行以外の金融機関から:

銀行名: ゆうちょ銀行
金融機関コード: 9900
店名: 〇四八店(ゼロヨンハチ店)
店番: 048
店名: 普通
口座番号: 1531129
口座名義: 麻生(あそう) まゆみ




ゆうちょ銀行から:

銀行名: ゆうちょ銀行
お振込先: 10440-15311291
口座名義: 麻生(あそう) まゆみ


*麻生まゆみはキャメルンスタッフです。

また募金に関するお問い合わせはこちらからお伝えください。

募金をしてくださった方のお名前を、その温かな存在を東北の方々にもお伝えしたいので、金額にかかわらず、絵本末尾にてご紹介させていただきたいと考えております。
また御送金していただいた方のお名前は記帳されますので、お名前の掲載をご希望にならない場合には、こちらのフォームよりその旨をお伝えください。



募金金額状況のお知らせとお願い

早くも2015年が1ヶ月が過ぎてしまいました。ご報告が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。

たくさんの皆様に応援していただいた結果、愛梨ちゃんの絵本作りのための募金は、2015年2月2日の時点で162万4199円まで集めることができました。これもひとえに皆様のご厚意の賜物であります。
募金を始めた当初は100万円でさえ遠い目標に思えましたが、本当にたくさんの、お顔さえ存じ上げない心ある方々からの応援により、わずか4ヶ月でこのような多くの寄付をいただけることになり、キャメルンスタッフ一同、心から感謝させていただきます。

絵本の準備も順調に進行し、現在印刷段階に入っております。
以前ホームページに募金の延期のコメントをさせていただいた際に、2000部140万円を目標と書かせていただきましたが、手書きの文章と繊細に作り込んだ額縁を作りましたので、文章をより読みやすくするために当初の計画よりも大きなA4サイズにさせていただき、最終的な見積もり額が2000部172万円(税込185万7600円)となりました。
つきましては、2月2日をもちまして初版分の募金は終了させていただき、差額23万円は関係者からの寄付で初版2000部を作りたいと思います。出版はキャメルン出版(代表 樋口直子)が行わせて頂きます。


絵本は2月下旬には全国配送可能なアマゾン、群馬県内では紀伊国屋前橋店(ケヤキウォーク内)、ブックマンズ前橋、高崎店、宮城県内ではヤマト屋書店(五店舗全て)、金港堂石巻店で購入可能になります。

詳細につきましては、後日改めて購入可能日とともに掲載させていただきたいと思います。

物語を作り始めてから4ヶ月に渡った絵本の製作に一区切りがつき、2月下旬の愛梨ちゃんママ美香さんの誕生日と、3.11までに間に合わせる事ができ、胸をなで下ろしています。
前橋市内の造形教室に通う子供達の絵と、空羽ファティマの手書きの文章、空羽ファティマを中心にキャメルンスタッフが作った個性的な額縁、全てがオリジナリティに富んだオモチャ箱のような絵本になっております。愛梨ちゃんの愛と勇気溢れる物語と共に、遊び心のある絵本を楽しみに待っていてください。

この初版2000部の一部は愛梨ちゃんのご家族や愛梨ちゃんがお世話になった方々、絵本作成に無償で携わってくださった方々、募金活動をしてくださった施設、各地の図書館には寄付として進呈させていただきます。また、2015年2月2日までに5000円以上寄付をしてくださった方々にも、できれば絵本を郵送させていただきたいと思っています。遠方からの振り込みをしていただいた方のご住所は承知しておりませんので、該当する方はご連絡していただければ幸いです。

また、現在3月11日に愛梨ちゃんの絵本作成費のために大きなチャリティイベントを企画してくださっている方々がいらっしゃり、そのご厚意をありがたく受け取らせていただくため、第二版まではみなさまからの募金と初版の収益で、絵本を作らせていただきたいと思います。募金は今まで通り、ゆうちょ銀行口座によろしくお願いいたします。

販売で得た収益は、第二版作成費の他、販売手数料、郵送料、東北での朗読会を行うための諸経費を除かせていただき、全て東日本大震災遺児のために活動している団体に寄付させていただこうと考えています。

収益金使途の詳細に関しましては、後ほどホームページに掲載させていただきます。

このたびは本当にたくさんの方々のご協力を賜ることができ、どうもありがとうございました。

愛梨ちゃんの絵本が皆様方の手元に届き、愛梨ちゃんの想いが広がっていくことを願っております。

キャメルングループ

2015年2月2日



募金金額状況のお知らせとお願い

本サイトにて告知させていただいている愛梨ちゃんの絵本『あなたをママと呼びたくて… 天から舞い降りた命』の募金ですが、2014年12月5日をもちまして当初の予定でありました初版1,000部の出版費用、100万円の募金額に達成することが出来ました。
これも皆様一人一人の温かいご支援の結果でございます。誠にありがとうございます。
募金してくださった方々の中には、自分自身のお小遣いから募金してくれた小学生や、見ず知らずの私たちに多額の寄付と希望を託してくださった方など、本当にたくさんの方々がいらっしゃいます。中には生徒自身が学校をあげて募金をしたいと熱意を持ってくれた中学校もありました。皆様に愛梨ちゃんの勇気と強さを知っていただけ、行動をしていただけたこと、愛梨ちゃんの母・佐藤美香さん共々、本当に嬉しく思っています。

そして、絵本の作成に関してですが、上記にありますように当初は初版1,000部の製作を目標に募金をお願いいたしてまいりました。しかしながら、印刷会社に見積もりをしていただいた結果、1,000部で印刷した場合、原価が高すぎて絵本作成による収益が少なくなってしまい、この本を広く知っていただきたいという佐藤美香さんのお気持ちのもと増版のための資金を残すと、東日本大震災、および津波での遺児を支援していただける団体へ寄付額が少額になってしまうことがわかりました。そこで、募金を延長させていただき、絵本を2,000部作成して収益を多くし、より多くの額を寄付に回せるようにさせていただきたいと考えました。今回改めて見積もって頂いた絵本2,000部作成のための目標額は140万円となりました。

従いまして、当初の目標金額を超えましたが引き続き増刷に向けて皆様の温かいご支援とご協力を承りたいと思います。

皆様の誠意に応えるべく、心を込めて絵本を作成しております。
もうすぐ届くその絵本を、どうぞ楽しみに待っていてください。

また絵本末尾にて募金をしてくださった方のお名前を金額にかかわらずご紹介させていただきたいと考えております。
御送金していただいた方のお名前は記帳されますので、お名前の掲載をご希望にならない場合には、こちらのフォームよりその旨をお伝えください。

よろしく御願いいたします。

2014年12月11日



愛梨 あいり ちゃんブック募金金額の状況とお知らせ

募金開始当初から初版1,000部の出版にかかる約100万円を目標金額として募金のお願いをしてまいりました。
2014年11月26日現在で814,346円の募金を募ることができました。
これも偏に暖かい皆様のお気持ちの表れと感じております。皆様のご支援誠にありがとうございます。

2014年11月27日

〜絵本作家の 空羽 くう ファティマ(本名:関口恵子)よりメッセージ〜

石巻の愛梨ちゃんのママ、佐藤美香さんから「命の大切さと日々の尊さを伝える為に、娘の事を本にして下さい」とお手紙を頂き、私も娘を持つママとして心を込めて『あなたをママと呼びたくて…天から舞い降りた命』という本を書きました。
地上には六年しかいられなかったけれど、たくさん笑い、遊び、最後の瞬間まで、一緒にいたお友達を励まし続けた、優しく勇気ある愛梨ちゃんの本です。
あまりに、デリケートな内容なので死ということをどうストーリーに表現したらいいか、毎日、毎日考え抜き、私の持っている、愛と母性の全てを使って、天国にいる愛梨ちゃん達と、子供を亡くしたママ達を想いながら書いたこの本が、生きているのがつらい方に今ある命の感謝を、大切な人を亡くし哀しんでる方には、いつか天国で必ず再会出来るその日まで生きていこう。
と思って下さったら…。
どうか、この本が生まれる為のご協力を頂けたらとお願い申し上げます。

空羽 くう ファティマ(本名:関口恵子)

 

関連リンク:
 ● 3.11 愛梨ちゃんが通っていた日和幼稚園に関する記事(外部リンク)
   http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_hiyori.html

 ● NHK こころフォト(外部リンク)
   http://www.nhk.or.jp/kokorophoto/index.html  (トップ)
   http://www.nhk.or.jp/kokorophoto/photo/031.html  (該当ページ)

 ● NHK News Watch 9 特集丸ごと「震災で犠牲に… 女の子を絵本に」(外部リンク)
   http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2014/11/1119.html